犬の鳴き方から気持ちを読み取ろう!
犬にはさまざまな鳴き方があります。「ワンワン!」「ヴ〜ッ」「クゥ~ン」などなど。また声の高さや速さも色々あります。
今回はこれらたくさんある犬の鳴き声から、どのような気持ちなのかを読み解いて行きたいと思います!愛犬家の皆さんも、鳴き声の意味をしっかりと理解し、適切な対応をしてあげて下さいね。
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Contents
鳴き声の高さや速さから、犬の気持ちを読み取る
鳴き声の高さ
犬の鳴き声は音の高いものや低いもの、また「ワンワンワンワンっ!」と速く鳴くことがあります。これらにはそれぞれ違った感情があります。
まず声の高低ですが、鳴き声が低いときは警戒や威嚇しているサインなのです。「ヴ〜ッ」という唸るような声はこれに当たります。
また鳴き声が高いときは不安や恐怖を表しています。痛みを感じたときに「キャンキャン」と高い声で鳴くことがありますが、これに当たります。
鳴き声の速さ
犬は「ワンワンワンワンっ」と連続で速く吠えることがありますが、これは興奮の度合いによります。ものすごく興奮しているときは鳴くスピードはとても速くなるんですね。
7つの鳴き方から犬の気持ちを読み取る
犬が吠えるのは、怒っているときや何か催促しているときがほとんどだと思っていませんか?実はその他にはたくさんの意味があるんです!
① 1,2回大きな声で吠える
- 「ワン!ワンワン!」
短く落ち着いた感じで吠えるのは、親しい相手に対する「こんにちわ」というあいさつです。もちろん散歩や食事、遊びを催促している場合もあります。
我が家の愛犬みらん(ミニチュアダックスフンド♀)はよくこの吠え方をします。特に家の外で知らない人が通り過ぎるときなどは。「こんにちわ、私はここにいるよ!」って言っているんでしょうね。
② 立て続けに何度も吠える
- 「ワンワンワンワン!」
これは警告のサインです。「縄張りに侵入してきた!」「何か様子がおかしいぞ!」と相手に向かって警戒しています。
うちのみらんは車の中でよくこの吠え方をします。多分車の中のスペースは自分のテリトリーで、窓に外に見える人は侵入者に見えるんでしょうね。
③ 高鳴きのまじる遠吠え
- 「ウオーン、ウオーン」
「キャンキャン、ウオーン」といった感じで最後がのびる声。これは家族と離れて「寂しいよ」「不安だよ」と飼い主さんを呼び求めているサインです。
④ 低い唸り声
- 「ヴ〜ッ、ヴ〜ッ」
「あっちへ行けぇ〜!」と相手を脅かし、追払うときの声。散歩中に他の犬と遭遇したときなどによくこの声を出しますよね。わずかに口を開き、鼻にシワを寄せながら唸ります。
⑤ 1回だけ短く鳴く
- 「キャン」
これは痛い思いをしたときの恐怖や痛みを訴えるサインです。うっかり尻尾を踏んでしまったときなどにこの鳴き方をしますよね。怪我をしたときや治療のときなどに「痛いよ〜」「怖いよ〜」と訴えています。
⑥ か細い声で鳴く
- 「クゥ〜ン」
これは相手に対して、「私の方が下の立場なんだよ」と訴えてます。「寂しいよ〜」「甘えたいよ〜」と飼い主さんにかまって欲しいことをアピールしているのです。
また、同じ「クゥ〜ン」という鳴き声でも、尻尾を丸めているときは恐怖や不安を感じているサインなので、そんなときは優しく撫でてあげましょう。
⑦ ヨーデル風の鳴き声
- 「ヨーウ・オーウ・オーウ・オーウ」
「嬉しいなぁ〜」「楽しいことが起こりそうだなぁ〜」と喜びや興奮を表す声です。犬によってはあくびまじりの鳴き声で表すこともあります。
今回のまとめ
いかがでしたか?犬が吠えるのにはさまざまな理由があるんですね。
「そうそう、うちの子はよくこの鳴き方をする!」などあったんじゃないでしょうか。犬は人間のように話すことがでできない分、鳴き声や表情、ボディーランゲージで飼い主さんにさまざまなサインを送っています。
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犬は吠えることで色々なことをアピールしています。これらのサインの意味を知れば、まるで愛犬と会話をしているかのようになって、ますます愛おしく思えますよね!
これからも愛犬とともに素敵な『わんライフ』をお過ごし下さい!