犬の表情から気持ちを読み取ろう!

      2017/03/20

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犬というのは言葉を話すことができません。その代わりに表情(目や口元、耳などを動かす)を変化させ、飼い主さんにサインを送っているのです!

意識をしていなければ気づくことができませんが、これらのサインを理解していれば、愛犬ともっと仲良くなれ、信頼関係も築くことができます。

今回は代表的な犬の表情をご紹介しますので、是非とも覚えてくださいね!

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目の動きから読み取る

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「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、実は犬も目の動きでさまざまな感情を表現しているんです。

まっすぐに視線を合わせてくる

見開いた目でまっすぐと相手を見つめるのは、威嚇や攻撃に出るぞ!という気持ちの現れです。特に知らない人や他の動物をまっすぐ見つめていたら注意が必要です。

また飼い主さんなど、好きな人を優しく見つめるのは親愛のしるしですので、状況によって気持ちを判断する必要がありますね。

視線をそらす

犬はもともと、正面からジッと見つめられるのが苦手です。目をそらすのは不安を感じ、服従を表すサインなのです。相手に「攻撃する意思はまったくないよ!」と伝えているんですね。

パチパチとまばたきを繰り返す

まばたきを繰り返すのは、相手の攻撃的な態度をかわし、「あなたには逆らいません!」と敵意がないことを表すサインです。これは目をそらす仕草と同じですが、まばたきをすることで相手の視線をそらしているんですね。

耳と口元の動きから読み取る

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犬は目だけではなく、耳や口元でも感情を表現しているんです。

耳はリラックスして立ち、口を閉じている

これは人間でいうと微笑みに近い表情です。このときは幸せでのんびりとしており、周囲に警戒するものが何もなくおだやかな状態です。大好きな飼い主さんと一緒に過いるときによく見せる表情ですね。

我が家の愛犬みらん(ミニチュアダックスフンド♀)はダックスなので、耳を立てることはないですが、確かに口を閉じているときは表情が穏やかです。この写真なんて少し「ニヤ」って笑っているように見えませんか(笑)↓

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耳は前に傾き気味で、口を少し開いている

これは何か近くに興味を引かれるものを発見したときの表情です。「あれはなんだろう??」と注目しています。人間も少し集中したら、口が開いてしまうことがありますが、これに似ているかもしれませんね。

うちのみらんは家の中でおもちゃを投げて遊んであげているときに、尻尾をブンブン振り回し、口は必ずと言っていいほど開いています(笑)

耳は後ろに伏せられ、目は穏やかに開いている

少しイメージしにくいですが、目をキラキラさせている感じです。

これは「こんにちわ」「一緒に遊ぼうよ!」という好意を示すサインです。好きな人や犬友達に会ったときによく見られる表情です。まばたきをすることもあります。

耳は後ろに引き気味で、口を少し開いている

耳は後ろに引き気味にして、両側にピンと突き出したような形です。これは周囲の状況に警戒し「何かうさんくさいな」と不安を感じているサインです。

耳は前に傾き、口はC字の形に開いている

これは皆さんもよく見る犬の表情ですね。

耳が前に向き、鼻にシワを寄せて歯をのぞかせているのは、「こっちはいつでも戦うぞ!」という攻撃の合図です。背筋の毛が逆だったり、「ヴ〜ッ」と唸り声を上げることもあります。

耳は後ろに伏せられ、歯がむき出しになっている

頭に付くくらい両耳が後ろに伏せられ、歯がむき出しになっているのは、怯えている表情です。

よく怒っていると勘違いしがちですが、耳が後ろに付くくらいペタンとしているのは、尻尾を丸めているのと同じで、これは「攻撃してこないで」という防御のサインなんですね。

今回のまとめ

このように犬にはさまざまな表情があり、全て何かしらの感情を表しているんですね!

「目をそらすのは私のことが嫌いなの?」とか、「歯をむき出しにして怒っているの?」など一見間違った解釈をしてしまいがちですが、これらをしっかりと覚えておけば、より犬の気持ちを知ることができ、愛犬との絆もさらに深まることでしょう!

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これからも愛犬とともに素敵な『わんライフ』をお過ごし下さい!

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