犬が食べてはいけないもの【まとめ】
2018/02/18
犬と一緒に生活をしていると専用フード以外に、ついつい人間の食べ物をあげてしまうことがありますよね?
基本的には人間の食べるものを与えず、しっかり栄養が摂れるドッグフードや犬用のおやつなどを与えるのがベストです。
「でも欲しそうにしているし、ちょっとだけなら大丈夫かなぁ?」
私も含めて犬を飼っている方なら必ず考えてしまいますよね。砂糖や塩など、調味料が入っているものはNGということは広く知られていますが、実際はどうなんでしょうか?
今回はさまざまな食べ物の中から、「犬が食べてはいけないもの」をまとめましたので、愛犬家の方は是非とも参考にしてみてください!
Contents
絶対に食べてはいけないもの
人間には健康な成分だけど、犬が摂取するとたちまち中毒症状に陥ったり、内臓に支障をきたし、最悪は死に至ってしまう食べ物があります。以下の食べ物は絶対に犬に与えないようにしましょう。
ネギ・玉ねぎ
ネギや玉ねぎを犬に与えてはいけないっていうのは有名ですよね。これらには犬の赤血球を破壊してしまう硫化アリルという非常に危険な成分が含まれています。もしうっかり食べてしまうと貧血になったり、血尿を出したりします。最悪の場合は死にも繋がるとても危険な食べ物ですので、絶対に与えないようにしましょう。
よくご飯を作っている最中に足元に犬が来ることってありますよね?こんなときも絶対に下に落としたりしないよう細心の注意を払いましょう。もし誤って食べてしまい様子がおかしくなったらすぐに掛かり付けの病院へ行って下さい!
ニラ
ニラもネギ科の野菜になります。なのでネギと同じく硫化アリルが含まれています。犬には絶対に与えないようにして下さい。生でも加熱したものでもNGです。しっかりと覚えておきましょう!
ぶどう
原因はまだはっきりと解明されていないようですが、ぶどうは犬に最も与えてはいけない果物になります。もし食べてしまうと嘔吐・下痢・腹痛・腎不全を起こしてしまう可能性があります。果物は大丈夫と思っている飼い主さんも多いようですが、絶対に与えないようにしましょう。
レーズン
レーズンもぶどうと同じです。大量に摂取してしまうと下痢や腎不全を起こしてしまう可能性が高いので、絶対に与えないようにしましょう。レーズンだけをあげることはあまりないですが、レーズンヨーグルトやレーズンパンなどには注意して下さい。
アボカド
アボカドにはペルジンという犬にとって非常に中毒性の高い成分が含まれています。もし食べてしまうと下痢や嘔吐、胃腸障害を起こす可能性があります。絶対に与えないようにしましょう。
いちじく
いちじくの葉や皮にはソラレンやフィシンという犬にとって非常に中毒性のある成分が含まれています。もし食べてしまうと嘔吐や大量のよだれ、口内炎症を引き起こす可能性がありますので絶対に与えないようにしましょう。
チョコレート
チョコレートも絶対に犬に与えてはいけない食べ物として有名です。カカオに含まれているテオブロミンという成分が犬の中枢神経を刺激し、下痢・嘔吐・痙攣(けいれん)・呼吸困難などを引き起こす可能性があります。もしも大量にチョコレートを食べてしまうと、急性心不全を起こし死亡してしまうという最悪の事態もあります。
人間の日常生活でチョコレートを食べる機会は多くあると思います。特に小さな子供が何も知らずに犬にチョコレートをあげてしまったというケースは多いようですので、絶対に与えないように教える、こぼさないようにするなど管理を徹底しましょう。
キシリトール
ガムや歯磨き粉などに含まれているキシリトールの成分は犬にとって危険な成分です。もしキシリトールを食べてしまうと体内でインスリンを過剰に分泌させてしまい、低血糖発作を引き起こす可能性があります。また嘔吐や歩行困難などの症状も起こしてしまいます。犬には絶対に与えないようにしましょう。
ナッツ類
ナッツに含まれている成分は犬にとって中毒性の高いものになり、もし食べてしまうと嘔吐・痙攣(けいれん)・高熱などを引き起こす可能性があります。特に小型犬やシニア犬など免疫力が低い犬は注意した方がよいでしょう。
出来れば食べさせない方がよいもの
少量なら大丈夫だけど、多く摂取してしまったり、犬の年齢・アレルギー・健康状態などによって大きな病気に発展してしまう可能性が高い食べ物もいくつかあります。以下の食べ物については特に注意が必要です。
さまざまなサイトを調べてみると食べてもOKとなっているものもあります。しかし個人的には万が一のことを考え、これらの食べ物は与えないに越したことはないと思います。
野菜・きのこ類
- なす
- 銀杏
- きのこ類全般
きのこは低カロリーで食物繊維やビタミンが多く含まれています。生で与えるのはよくないですが、加熱したものを少量程度であれば問題ありません。ただし野生のきのこには毒性のものもあります。散歩中にうっかり食べてしまったということがないように注意しましょう。
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果物類
- レモン
- グレープフルーツ
- ドライフルーツ
レモンやグレープフルーツなど柑橘系果物の外皮には中毒性物質が含まれています。またドライフルーツのような加工食品には糖分が多く含まれています。出来れば犬には与えないようにしましょう。
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肉類
- 豚肉(生)
- 人間用のハム・ソーセージ・ハンバーグ
- 卵の白身
- 揚げ物(唐揚げ・コロッケなど)
- 鶏の骨
肉食動物である犬にとって、肉は大好物の食べ物です。よく鶏のササミをドッグフードと混ぜて与えたりする方もいますがこれは大丈夫です。ただし上記のように加工・味付けされたものは犬にとってよくありません。また人間と同じで生肉もよくありません。
私も以前、こんな失敗がありました。冬に鍋をしていた際にテーブルの上においてあった生の豚肉を、みらん(ミニチュアダックスフンド♀)が食べてしまったのです。。。次の日には下痢になってしまい、これが1週間ほど続いたことを覚えています。皆さんも鍋などをする際は注意して下さいね!
魚介類
- イカ
- エビ
- タコ
- カニ
- 貝類
- するめ
- ししゃも
- 魚の骨
白身・赤身の魚は加熱処理したもので少量であれば大丈夫です。ただし甲殻類や軟体動物、貝類などはとても消化しにくい食べ物で、下痢・嘔吐の原因になるので犬には与えないようにしましょう。
お菓子類
ケーキなど砂糖やアルコールが入っているものは全て犬にとって良くありません。うちのみらんは小麦アレルギーを持っているので、ケーキはもちろんクッキーなども与えないように注意しています。
飲み物類
- コーヒー・紅茶
- コーラ
- ココア
- アルコール類全般
- 味噌汁
- 牛乳
- お茶
- ミネラルウォーター
犬にとってカフェインやアルコールはNGです。特にココアはチョコレートと同じくらいの中毒性がありますので注意が必要です。
意外と勘違いしやすいのが牛乳とミネラルウォーターです。牛乳には乳糖が多く含まれており、犬はこれを分解することが出来ずに、下痢を起こしてしまうことがあります。またミネラルウォーターに含まれるマグネシウムを摂取し続けると、尿結石になってしまう可能性があります。良かれと思って犬にミネラルウォーターを与えるのは逆効果です。水道水で全く問題ありません。もしも、少しでも良い水を!と思う方はミネラルウォーターではなくペット用の水素水などをチェックしてみてはいかがでしょうか?
その他
- パン全般(食パン・菓子パンなど)
- お餅
- 調味料(ソース・ケチャップ・マヨネーズなど)
- 梅干し
- キムチ
犬にとって砂糖や塩などは摂取してはいけないものです。またうちのみらんのように小麦アレルギーを持っている犬などはパンもよくありません。
調味料、香辛料など人間のために開発された食べ物は犬にあげない!と覚えておくとよいでしょう。特にソースやケチャップには玉ねぎが入っていますので、絶対に与えないようにしましょう。
今回のまとめ
今回は犬に与えてはいけない食べ物の中から代表的なものをピックアップしました。人間と犬とでは体の仕組みや必要な栄養素、免疫力など違う点がとても多いです。人間にとって体によい食べ物=犬にとって体によい食べ物とは限りません。
犬は目の前にある食べ物は何でも口に入れてしまいます。人間が口にする食べ物を気をつけるように、犬が口にする食べ物にも十分気を付けてあげましょう!
それでは愛犬との素敵な『わんライフ』をお過ごし下さい!
【最後に】 私がおすすめするドッグフード
愛犬の健康に必要な栄養素が凝縮されている『カナガンドッグフード』をご紹介します。
実はうちのみらんにもこのドッグフードを与えています。少しメタボなうちのみらんはこれまでさまざまなダイエットを試みましたが、なかなか効果が出ずに悩んでいました。しかしこのカナガンを与え続けてから約1ヶ月後、なんと体重が1Kg近く落ちたんです!これにはホント驚きました。毛ヅヤもよくなり、散歩も積極的に行きたがるようになりました。
愛犬の食事に悩んでいる方は是非チェックしてみてくださいね!! ↓↓↓